お知らせ
暮らしの知恵を未来につなぐ
2026年10月10日(土)開催 中野さんとつくる竹箸のお知らせ

「なかなら、つくるしかなかやんね。」
私は、中野さんとお会いするたびに「じいちゃん、天才!」と思います。
93歳になった今も、毎日手を動かし続ける中野さん。
朝5時に起きて、まずは畑仕事。
作業小屋には自分でつくった鳥籠がずらりと並び、庭にはたくさんの盆栽が気持ちよさそうに並んでいます。

いつもお会いする度に、
「これ、よかったら持っていかんね。」 「またこんなのをつくってきたよ」
と、やさしい笑顔で手づくりのスプーンや竹筆などを見せてくれます。

中野さんは、身近な自然の素材を使って、 つくれるものは何でも自分でつくってしまう天才じいちゃん。
でも、私が何より惹かれるのは、つくったものの見事さだけでなく、その根っこにある中野さんのものの見方です。いまは買おうと思えばすぐに手に入り、ものづくりを学ぶ機会もたくさんあります。そうでない時代を生きてきた中野さんの話を聞いていると、自然そのものを無駄なく生かし、あるものから工夫を生み出す知恵は、簡単には代えのきかないものだと感じます。だからこそ、その考え方を今のうちに聞いておきたい、引き継いでおきたいと思うのです。
いただきものの廃材や身の周りにある竹や木々などを見て、
「この形をそのまま生かしてどうにかつかえんかな~と思ってね」
「今の時期なら、ちょうどよか状態であれが採れるけん…」
と、私たちにとっては驚くようなことでも、中野さんにとっては、身近な自然をよく見て暮らしてきた93年のなかで自然と身についた当たり前の感覚なんだと感じます。
今回つくる竹箸も、そんな中野さんのものの見方から生まれたもののひとつです。
この竹箸は、以前大内邸で料理を出されていた田中真木さんのために、中野さんが考え、つくり続けてきたもの。
今回は大内邸の庭の竹を切り出し、一緒に竹箸づくりを行います。
手を動かしながら、中野さんの話に耳を傾ける時間も、この日の大きな魅力です。
93歳の中野さんと過ごす時間の中で、それぞれが「今、引き継いでおきたいこと」を感じとり、現代の暮らしにもつながる知恵を持ち帰っていただけたらうれしいです。

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開催日程:2026年10月10日(土)
時間 :13:00~15:00
場所 :白城の里 旧大内邸
(福岡県八女市立花町白木3245)
参加費 :1,500円
定員 :5名
内容 :竹箸をつくる会
持ち物 :飲みもの、必要であれば軍手
予約方法:お電話またはインスタグラムのDM
(「竹箸をつくる会」参加希望の旨と、お名前・年齢・連絡先をお知らせください)
ご連絡先: 旧大内邸 0943ー35ー0415
※今回、竹を削る作業で小刀を使用します。作業自体は難しいものではありませんが、安全面には十分ご注意いただき、お怪我のないよう自己管理のもとご参加くださいますようお願いいたします。